ミナト登山同好会結成(金時山登山)

鶴見工場 伊東課長と鈴木係長の「金時山」登山体験

2025年4月11日鈴木係長に誘われ、初めて「金時山」に登りました。これまで丹沢系列の大山や塔ノ岳に挑戦してきましたが、今回初めて「金時山」に登ることになりました。朝は曇り空で、決して絶景を期待してのスタートではありませんでした。しかし、それが逆に心に余裕をもたらし、のんびりと歩みを進める準備ができたのかもしれません。

緩やかな登りからの急転

登山道は最初、緩やかな坂道が続き、比較的気軽に歩くことができました。しかし、山頂直前になると、急な勾配と足場の悪い箇所が現れ、一気に緊張感が高まります。その瞬間、これまでのんびりと歩いてきた感覚が、瞬時に集中力へと変わるのがわかりました。

息をのむ頂上の景色

そして、遂に山頂に到着!そこから見渡す景色はこれまでに見たことのない感動的なパノラマでした。右手にそびえる雄大な富士山、正面横に広がる芦ノ湖、そのさらに左横には大涌谷、そしてその奥に連なる箱根山。どれも一つ一つが絵画のような存在で、雲の合間に紡がれる自然のアートに、心底打たれました。

屋でのほっと一息

頂上での絶景を楽しんだ後、金太郎茶屋で温かいうどんをすすり、かつてないリラックスタイムを過ごしました。食後はお湯を沸かして淹れたコーヒーを片手に、同僚と笑顔あふれるひとときを共有。この瞬間こそ、登山の醍醐味であり、心と体をリセットする大切な時間だと改めて感じました。

ローテーション勤務の特権

ローテーション勤務のおかげで平日に登山ができたため、人も少なく、山頂でじっくりと景色を楽しむことができました。静寂の中、ただ風の音や鳥のさえずりを聞きながら、この雄大な景色を独り占めできる贅沢な時間は、まさに平日登山の特権。何もせず、ただその場に身を委ねる時間は、日常の喧騒から解き放たれる最高のリフレッシュになりました。

エピローグ

今回の「金時山」登山は、曇りの日に始まったものの、頂上で広がる絶景や茶屋でのほっとするひと時で、忘れがたい体験となりました。次回はどんな山、どんな自然の表情に出会えるのかと、胸が高鳴ります。新たな挑戦と発見を求め、また一歩前へ。自然がもたらすドラマティックな瞬間に、また出会える日を楽しみにしています。